2011年11月19日
上級救命講習/FC東京J1復帰
9時 消防団員を対象とした上級救命講習が、健康活動ひろば(旧狛江調布保健所)で開かれました。
東京防災救急協会の実施する救命講習には、普通救命講習(3時間)、上級救命講習(8時間)、応急手当普及員講習(3日間)等があります。
普通救命講習は、心肺蘇生・自動体外式除細動器(AED)の使用方法・窒息の手当・止血の方法などを学ぶコースで、上級救命講習は、普通救命講習の内容に、傷病者管理・外傷の応急手当・搬送法を加えたコースです(東京防災救急協会「講習種別と講習内容」参照)。
今まで、「普通」は何回か受けてきましたが、「上級」は初めて。
各分団から数名ずつ受講。
第1分団からは、私と村山部長、大森団員の3名が参加。
まず、心肺蘇生(CPR)を学びます。具体的には、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を行います。


救命講習の人形にモデルがいるって知っていました
実はセーヌ川に身を投げたパリジェンヌのデスマスクからとったのです。

20世紀初頭、パリのセーヌ川で少女の遺体が引き上げられました。
危害を加えられた痕跡もなく、それは自ら命を絶ったようでした。
少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり「デスマスク」が製作されました。
そのうら若き少女の繊細な美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな物語が数々出版されることになりました。
そしてその物語は、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に広がっていきました。
その後、アスムンド レールダルが口対口の人工呼吸法を教えるためのトレーニング用マネキンを開発することによって、「セーヌ川の少女」は再び生をうけることになりました。
この少女の早すぎる死に胸を痛めた彼は、悲劇がくりかえされないよう心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。
「レサシアン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
彼は、実物大の人体模型があれば、救命救急を学ぶ上で見た目にも生体に近づくことができ、学生にとって励みになるだろう考えたからでした。
「悲劇のマスク」が、救命のシンボルへ生まれ変わったのです。
(レールダル社ホームページ参照)
※レサシは蘇生法という意味のresuscitationはを略したもの。訓練用人形は「Littie Anne(リトルアン)」と呼ばれています。
続いて、AED(Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器)の使い方を学びます。

2005年、自動体外式除細動器の使用が専門家以外にも開放されたのに伴い、救命講習にも操作指導が行われる事になりました。
幼児と乳児の人形を使って心肺蘇生を行います。


乳児相手は人形であっても緊張します。(右)清水団長も団員と同じ講習を受けていました。


2人ペアで胸骨圧迫と人工呼吸を行います。(右)三角巾を使っての応急手当。


回復体位の手順を学びます。(右)毛布を使った担架による搬送。


いざと言う時に、あなたは
AEDの設置場所を知っていますか?
AEDを使えますか?
大切な命が助かるかどうかがこの2つにかかっています。
Googleで「AED設置場所」を検索すると・・・
1番目に 財団法人日本救急医療財団のAED設置場所検索が出てきます。

「調布市」を入力すると、設置場所の施設(建物)名と住所が登録番号順に表記されています。
登録番号順に表記する意味は何なのでしょう。
2番目に「全国AEDマップ」が出てきます。位置情報を入れると、設置場所が地図でわかりやすく表記されます。藤井直さんと言う個人が運営する非営利サイトで、熱意に頭が下がります。ただ、ご本人が「現在の登録数(約6.5万台)は、日本全国約27万台の2.5割程度に過ぎません。」と言っているように登録数に課題が。


一方、調布市内での設置状況を調べてみました。
市のホームページ「調布市内AED(自動体外式除細動器)設置場所」に公共施設・民間施設別に一覧表の形で載っています。
公共施設を見てみると・・・

何と担当課別に載っています。市役所としては必要な情報でしょうが、市民には何課が担当か必要でしょうか。「一番近いAEDはどこにあるのか?」が重要な情報なのでは
また、8/8ブログ「松田直樹選手とAED」にも書きましたが、最も身近な施設である「ふれあいの家」に設置されていません。
ふれあいの家を利用するのは多くが高齢者です。市は早急に設置をするべきだと思います
民間施設設置場所を見ると・・・
16ヶ所しかありません。京王線の駅9ヶ所を除くと、7ヶ所しか把握していないことになります。
努力不足の一言です
市民の命が大切だと思っているのなら、公共施設への設置についても、民間設置箇所の把握についても、もっと積極的に取り組むべきです
一方、「全国AEDマップ」の藤井さんは、スマートフォン用アプリ「AEDマップ」も提供しています。
iPhone用には無料版と170円の有料版があり、中身に違いはありません。
藤井さんに敬意を表して、有料版をインストールしました。


実際に使ってみます。第1分団のAEDを表示してみました。


※消防団は15箇分団にそれぞれ配備されていますが、消防ポンプ車内に置いてあります。
19時 友人のお祝いの会のため新宿へ。
アルタのオーロラビジョンにFC東京の今野選手が。(右)「集まれ〜!!」


帰宅後、録画してあったFC東京vs鳥取(Away17時試合開始)を観戦。
森重、ルーカス、谷澤、鈴木、上里が1点ずつ、計5点を奪い大勝
J1復帰を決めました
ばんざ〜い
試合結果(FC東京ホームページ)
東京防災救急協会の実施する救命講習には、普通救命講習(3時間)、上級救命講習(8時間)、応急手当普及員講習(3日間)等があります。
普通救命講習は、心肺蘇生・自動体外式除細動器(AED)の使用方法・窒息の手当・止血の方法などを学ぶコースで、上級救命講習は、普通救命講習の内容に、傷病者管理・外傷の応急手当・搬送法を加えたコースです(東京防災救急協会「講習種別と講習内容」参照)。
今まで、「普通」は何回か受けてきましたが、「上級」は初めて。
各分団から数名ずつ受講。
第1分団からは、私と村山部長、大森団員の3名が参加。
まず、心肺蘇生(CPR)を学びます。具体的には、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を行います。
救命講習の人形にモデルがいるって知っていました

実はセーヌ川に身を投げたパリジェンヌのデスマスクからとったのです。
20世紀初頭、パリのセーヌ川で少女の遺体が引き上げられました。
危害を加えられた痕跡もなく、それは自ら命を絶ったようでした。
少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり「デスマスク」が製作されました。
そのうら若き少女の繊細な美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな物語が数々出版されることになりました。
そしてその物語は、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に広がっていきました。

この少女の早すぎる死に胸を痛めた彼は、悲劇がくりかえされないよう心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。
「レサシアン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
彼は、実物大の人体模型があれば、救命救急を学ぶ上で見た目にも生体に近づくことができ、学生にとって励みになるだろう考えたからでした。
「悲劇のマスク」が、救命のシンボルへ生まれ変わったのです。
(レールダル社ホームページ参照)
※レサシは蘇生法という意味のresuscitationはを略したもの。訓練用人形は「Littie Anne(リトルアン)」と呼ばれています。
続いて、AED(Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器)の使い方を学びます。
2005年、自動体外式除細動器の使用が専門家以外にも開放されたのに伴い、救命講習にも操作指導が行われる事になりました。
幼児と乳児の人形を使って心肺蘇生を行います。
乳児相手は人形であっても緊張します。(右)清水団長も団員と同じ講習を受けていました。
2人ペアで胸骨圧迫と人工呼吸を行います。(右)三角巾を使っての応急手当。
回復体位の手順を学びます。(右)毛布を使った担架による搬送。
いざと言う時に、あなたは
AEDの設置場所を知っていますか?
AEDを使えますか?
大切な命が助かるかどうかがこの2つにかかっています。
Googleで「AED設置場所」を検索すると・・・
1番目に 財団法人日本救急医療財団のAED設置場所検索が出てきます。

「調布市」を入力すると、設置場所の施設(建物)名と住所が登録番号順に表記されています。
登録番号順に表記する意味は何なのでしょう。
2番目に「全国AEDマップ」が出てきます。位置情報を入れると、設置場所が地図でわかりやすく表記されます。藤井直さんと言う個人が運営する非営利サイトで、熱意に頭が下がります。ただ、ご本人が「現在の登録数(約6.5万台)は、日本全国約27万台の2.5割程度に過ぎません。」と言っているように登録数に課題が。
一方、調布市内での設置状況を調べてみました。
市のホームページ「調布市内AED(自動体外式除細動器)設置場所」に公共施設・民間施設別に一覧表の形で載っています。
公共施設を見てみると・・・

何と担当課別に載っています。市役所としては必要な情報でしょうが、市民には何課が担当か必要でしょうか。「一番近いAEDはどこにあるのか?」が重要な情報なのでは

また、8/8ブログ「松田直樹選手とAED」にも書きましたが、最も身近な施設である「ふれあいの家」に設置されていません。
ふれあいの家を利用するのは多くが高齢者です。市は早急に設置をするべきだと思います

民間施設設置場所を見ると・・・
16ヶ所しかありません。京王線の駅9ヶ所を除くと、7ヶ所しか把握していないことになります。
努力不足の一言です

市民の命が大切だと思っているのなら、公共施設への設置についても、民間設置箇所の把握についても、もっと積極的に取り組むべきです

一方、「全国AEDマップ」の藤井さんは、スマートフォン用アプリ「AEDマップ」も提供しています。
iPhone用には無料版と170円の有料版があり、中身に違いはありません。
藤井さんに敬意を表して、有料版をインストールしました。
実際に使ってみます。第1分団のAEDを表示してみました。
※消防団は15箇分団にそれぞれ配備されていますが、消防ポンプ車内に置いてあります。
19時 友人のお祝いの会のため新宿へ。
アルタのオーロラビジョンにFC東京の今野選手が。(右)「集まれ〜!!」
帰宅後、録画してあったFC東京vs鳥取(Away17時試合開始)を観戦。
森重、ルーカス、谷澤、鈴木、上里が1点ずつ、計5点を奪い大勝

J1復帰を決めました

ばんざ〜い


Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01│Comments(0)
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