2012年04月24日
「エクレールお菓子放浪記」上映会/多目的室/かれんど
10時30分 市民プラザあくろすの多目的室で、映画「エクレールお菓子放浪記」の調布での自主上映会実施について話し合いが行われました。
参加したのは自主上映を担当する「シネマ・ポラン」代表の髙澤保崇さん(下写真中央)とスタッフの岡田方子さん(右から2番目)。「調布から!復興支援プロジェクト」の横山泰治代表、山口昌之さん、三澤さんと私。

「エクレールお菓子放浪記」は、作家・西村滋の自伝的小説「お菓子放浪記」を映画化したものです。
かつて日本にあった美しい心を表現しようと、昭和を感じさせる建物や町並みがそのまま残されている宮城県の5市町(石巻市・登米市・大崎市・富谷町・村田町)で、一昨年の10月から11月までロケが行われました。
ロケの中心だった石巻市では、市と商工会議所を中心に市民支援組織がつくられ、製作資金の協力やロケ支援、広報活動に官民挙げて取り組んできました。
エキストラとして出演した石巻市民は約400人。
映画が完成し、東京・虎ノ門で完成披露試写会が開かれたのは、東日本大震災発生前日の3月10日。
翌日、大震災が発生。
エキストラ出演者の多くが被災し、津波の犠牲者も。
昨年8月に仙台市内で行われた上映会では、映像の中に亡くなった娘さんを見つけた母親が泣いていたそうです。
映画のテーマが「支え合う人の心の優しさ」であること、震災前の東北の美しい風景が撮影されていること、犠牲者・被災者を含めて地元住民がエキストラ出演していたことなどから、この映画を自主上映して、被災地の復興を支援しようという運動が全国各地に広がっています。
多摩地域では、今年2月に町田市で、3月に多摩市で、4月に武蔵村山市などで上映されました。
「調布から!復興支援プロジェクト」メンバーの千葉さんが町田市の会場で被災地産品を支援販売しました。
その際、上映会場を探しているシネマ・ポランの髙澤さんと出会ったことから、今回「調布での上映」について話し合うことになったのです。
私たちは、「エクレールお菓子放浪記」についてほとんど知りません。
髙澤さんに、映画の内容について、製作スタッフの熱い思い、自主上映の方法などについてお話をお聞きしました。
あらすじ
昭和17年、孤児院を脱走したアキオは、金平糖を盗み逮捕されます。
空腹のアキオに、担当刑事の遠山は菓子パンをくれたのでした。初めて口にする甘味はアキオを夢心地にさせました。
やがて千吉、春彦と共に感化院に入れられたアキオは、指導員・伊集院から暴力的な軍事教育を受けるのでした。
希望のない日々を救ってくれたのは、教員・陽子が歌う「お菓子と娘」でした。
昭和18年、フサノの養子になったアキオは家族ができたと大喜び。
でも、フサノにとってアキオは労働力でしかありえないのでした。
ショックを受けたアキオは家出し、旅一座とともに巡業に出ることにしました。
ようやく居場所を見つけたアキオでしたが、戦争という現実が旅一座をも打ち壊してしまいました。
さらに、陽子や遠山までもが空襲で亡くなったと知った時、
アキオは戦争の残酷さを痛感し、世の中に絶望するのでした。そして、終戦。
1年後、アキオは盗みや恐喝で食い扶持を稼ぎ、孤児たちの面倒を見ていました。
再会したフサノにも、行き倒れの少年にもその商売を蔑まれ、アキオの心は乱れるのでした。だが、これも生きるためだ。
そんな時、アキオは死んだはずの陽子を見かけました。
地獄を味わいながらも命を救われた陽子は、それでも「お菓子と娘」を歌い人々の心を慰めていました。
その姿に、自分の非道を思い知らされるアキオでした。生きるために大切なのは、金や力ではなく優しさだ。
そして、甘いお菓子は優しさそのものなのです。(シネマとうほくホームページより)
主な出演者は、吉井一肇、早織、遠藤憲一、高橋惠子、林隆三、いしだあゆみ。
中国最大の映画祭、第20回金鶏百花映画祭で主演の吉井一肇くんが外国映画部門の最優秀男優賞を受賞したことが話題となりました。
石巻市での撮影は、北上川河口ヨシ原、岡田劇場、日和山公園、住吉神社で行われました。
岡田劇場は、北上川中洲にある映画館。創業1948年の老舗映画館は、津波で跡形もなく壊されてしまいました。
昨年4月から全国に先駆けて「エクレールお菓子放浪記」を上映する予定だったのに。
(左)震災前。(右)震災後。右奥に石ノ森萬画館が見えます。


私たち「調布から!」が支援してきた萬画館のすぐ近くにあったとは・・

お二人からお話をお聞きしていて、不思議な縁を感じました。
髙澤さんは若い頃日活に勤めていて、何回も調布に来たことがあるそうです。
岡田さんはかつて、布田に住んでいたそうです。
被災地支援をしていて、不思議な縁で繋がっていると思うことが時々ありますが、今回もそのひとつ。
自主上映会については、「調布から!」の役員会で検討することとなりました。
話し合いで使った調布市民プラザあくろす多目的室は、今までのチャレンジショップが生まれ変わったものです。
PRの一環として、4月22日から調布市被災者支援ボランティアセンター(調布VC)が設置され、調布VCの活動や被災者支援活動をしている団体紹介の展示等が行われていました。


展示は5月6日まで。
5月14日からは一般利用が開始されます。
お申し込み・お問い合わせは、調布市民プラザあくろすまで。
ただ、調布市ホームページで「調布市民プラザあくろす多目的室」を検索してみると・・・

「多目的室オープン」の情報は
市のホームページは、相変わらず「分かりにくく、調べにくい」ようです
おまけに、あくろすのホームページを見ると・・・

表記が以前の「チャレンジショップ」のまま
「お役所仕事」と言えばそれっきりですが・・・
昼食は、横山さんお薦めの本格スパイシーカリーの店「かれんど」。
とっても有名なお店ですが、初めて入りました。
横山さん一押しの「キーマカリー」を注文。

いやあ〜、話には聞いていましたが、かなりおいしいです
店主の鈴木寿彦さんが奥さんと息子さんの3人でやっています。

鈴木さんは京都生まれ。
小さい頃、チャンバラ遊びで近藤勇役を演じていたそうです。
10年前に飛田給に引っ越してきました。私の家の近くです
その頃、近藤勇が調布出身だと知ってびっくりしたとか。
店内には取材を受けたテレビ番組の出演者の色紙が貼ってありました。
18時 北多摩地区消防団連絡協議会(北消連)親善ソフトボール大会のための2回目の練習が市民球場で行われました。
今回は、第1分団から新入団員の堤君と武藤君が参加。
二人とも調布中では野球部。今でも草野球チームでやっているだけに、打ってよし守ってよしの大活躍でした
参加したのは自主上映を担当する「シネマ・ポラン」代表の髙澤保崇さん(下写真中央)とスタッフの岡田方子さん(右から2番目)。「調布から!復興支援プロジェクト」の横山泰治代表、山口昌之さん、三澤さんと私。
「エクレールお菓子放浪記」は、作家・西村滋の自伝的小説「お菓子放浪記」を映画化したものです。
かつて日本にあった美しい心を表現しようと、昭和を感じさせる建物や町並みがそのまま残されている宮城県の5市町(石巻市・登米市・大崎市・富谷町・村田町)で、一昨年の10月から11月までロケが行われました。
ロケの中心だった石巻市では、市と商工会議所を中心に市民支援組織がつくられ、製作資金の協力やロケ支援、広報活動に官民挙げて取り組んできました。
エキストラとして出演した石巻市民は約400人。
映画が完成し、東京・虎ノ門で完成披露試写会が開かれたのは、東日本大震災発生前日の3月10日。
翌日、大震災が発生。
エキストラ出演者の多くが被災し、津波の犠牲者も。
昨年8月に仙台市内で行われた上映会では、映像の中に亡くなった娘さんを見つけた母親が泣いていたそうです。
映画のテーマが「支え合う人の心の優しさ」であること、震災前の東北の美しい風景が撮影されていること、犠牲者・被災者を含めて地元住民がエキストラ出演していたことなどから、この映画を自主上映して、被災地の復興を支援しようという運動が全国各地に広がっています。
多摩地域では、今年2月に町田市で、3月に多摩市で、4月に武蔵村山市などで上映されました。
「調布から!復興支援プロジェクト」メンバーの千葉さんが町田市の会場で被災地産品を支援販売しました。
その際、上映会場を探しているシネマ・ポランの髙澤さんと出会ったことから、今回「調布での上映」について話し合うことになったのです。
私たちは、「エクレールお菓子放浪記」についてほとんど知りません。
髙澤さんに、映画の内容について、製作スタッフの熱い思い、自主上映の方法などについてお話をお聞きしました。
あらすじ
昭和17年、孤児院を脱走したアキオは、金平糖を盗み逮捕されます。
空腹のアキオに、担当刑事の遠山は菓子パンをくれたのでした。初めて口にする甘味はアキオを夢心地にさせました。
やがて千吉、春彦と共に感化院に入れられたアキオは、指導員・伊集院から暴力的な軍事教育を受けるのでした。
希望のない日々を救ってくれたのは、教員・陽子が歌う「お菓子と娘」でした。
昭和18年、フサノの養子になったアキオは家族ができたと大喜び。
でも、フサノにとってアキオは労働力でしかありえないのでした。
ショックを受けたアキオは家出し、旅一座とともに巡業に出ることにしました。
ようやく居場所を見つけたアキオでしたが、戦争という現実が旅一座をも打ち壊してしまいました。
さらに、陽子や遠山までもが空襲で亡くなったと知った時、
アキオは戦争の残酷さを痛感し、世の中に絶望するのでした。そして、終戦。
1年後、アキオは盗みや恐喝で食い扶持を稼ぎ、孤児たちの面倒を見ていました。
再会したフサノにも、行き倒れの少年にもその商売を蔑まれ、アキオの心は乱れるのでした。だが、これも生きるためだ。
そんな時、アキオは死んだはずの陽子を見かけました。
地獄を味わいながらも命を救われた陽子は、それでも「お菓子と娘」を歌い人々の心を慰めていました。
その姿に、自分の非道を思い知らされるアキオでした。生きるために大切なのは、金や力ではなく優しさだ。
そして、甘いお菓子は優しさそのものなのです。(シネマとうほくホームページより)
主な出演者は、吉井一肇、早織、遠藤憲一、高橋惠子、林隆三、いしだあゆみ。
中国最大の映画祭、第20回金鶏百花映画祭で主演の吉井一肇くんが外国映画部門の最優秀男優賞を受賞したことが話題となりました。
石巻市での撮影は、北上川河口ヨシ原、岡田劇場、日和山公園、住吉神社で行われました。
岡田劇場は、北上川中洲にある映画館。創業1948年の老舗映画館は、津波で跡形もなく壊されてしまいました。
昨年4月から全国に先駆けて「エクレールお菓子放浪記」を上映する予定だったのに。
(左)震災前。(右)震災後。右奥に石ノ森萬画館が見えます。


私たち「調布から!」が支援してきた萬画館のすぐ近くにあったとは・・

お二人からお話をお聞きしていて、不思議な縁を感じました。
髙澤さんは若い頃日活に勤めていて、何回も調布に来たことがあるそうです。
岡田さんはかつて、布田に住んでいたそうです。
被災地支援をしていて、不思議な縁で繋がっていると思うことが時々ありますが、今回もそのひとつ。
自主上映会については、「調布から!」の役員会で検討することとなりました。
話し合いで使った調布市民プラザあくろす多目的室は、今までのチャレンジショップが生まれ変わったものです。
PRの一環として、4月22日から調布市被災者支援ボランティアセンター(調布VC)が設置され、調布VCの活動や被災者支援活動をしている団体紹介の展示等が行われていました。
展示は5月6日まで。
5月14日からは一般利用が開始されます。
お申し込み・お問い合わせは、調布市民プラザあくろすまで。
ただ、調布市ホームページで「調布市民プラザあくろす多目的室」を検索してみると・・・

「多目的室オープン」の情報は

市のホームページは、相変わらず「分かりにくく、調べにくい」ようです

おまけに、あくろすのホームページを見ると・・・

表記が以前の「チャレンジショップ」のまま

「お役所仕事」と言えばそれっきりですが・・・

昼食は、横山さんお薦めの本格スパイシーカリーの店「かれんど」。
とっても有名なお店ですが、初めて入りました。
横山さん一押しの「キーマカリー」を注文。
いやあ〜、話には聞いていましたが、かなりおいしいです

店主の鈴木寿彦さんが奥さんと息子さんの3人でやっています。
鈴木さんは京都生まれ。
小さい頃、チャンバラ遊びで近藤勇役を演じていたそうです。
10年前に飛田給に引っ越してきました。私の家の近くです

その頃、近藤勇が調布出身だと知ってびっくりしたとか。
店内には取材を受けたテレビ番組の出演者の色紙が貼ってありました。
18時 北多摩地区消防団連絡協議会(北消連)親善ソフトボール大会のための2回目の練習が市民球場で行われました。
今回は、第1分団から新入団員の堤君と武藤君が参加。
二人とも調布中では野球部。今でも草野球チームでやっているだけに、打ってよし守ってよしの大活躍でした

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