2017年01月09日
平成29年 成人式
今日は成人式がグリーンホール大ホールで開かれます。
対象者は、平成8年4月2日から平成9年4月1日までに生まれ、調布市の住民基本台帳に記載されている人です。
対象者数は、男性が1,145人(昨年1,120人)、女性が1,054人(昨年984人)の計2,199人(昨年2,104人)※平成28年12月31日現在。
かつて市内に居住していたなど、現在住民登録のない新成人も参加可能ですが、記念品はもらえません。
グリーンホール小ホールと調布駅南口広場では、市立中学校関係者(PTA・同窓会など)により「新成人を祝う会」が開かれ、学校毎のブースで新成人の中学生当時の写真や恩師からのメッセージなどが掲示されていました。
グリーンホール小ホールの様子


第三中学校


机上に「先生方からの門出の言葉」なる小冊子が置いてありました。中身を見ると・・先生から直筆のメッセージでした。普段、メールやLINEでやり取りをしている新成人には、手書きの文字は新鮮で心に伝わったのではないでしょうか


第四中学校


第五中学校


第六中学校


第七中学校

調布駅南口広場の様子。
私の母校・神代中学校、息子と娘の母校・調布中学校、第八中学校は、展示が終わり片付けていました



グリーンホールに向かいます。


「大人の階段」を上がって会場へ入ります。

14時 成人式が始まりました。
市と教育委員会の主催ですが、第2部のアトラクションは若者を中心とした成人式実行委員会が企画・運営しています。
プログラムは・・・
第1部:式典
①和太鼓演奏(姉妹都市木島平村「鬼島太鼓」) ②国歌斉唱 ③主催者挨拶(市長) ④来賓挨拶(市議会議長) ⑤来賓紹介 ⑥はたちの主張(新成人代表)
第2部:アトラクション
①調布市紹介映像(市制施行60周年記念映像) ②調布にゆかりのある著名人からのビデオメッセージ ③ダンスステージ(桐朋学園芸術短期大学有志) ④抽選会(ミス調布出演) ⑤ケラケラと第五中学校合唱部及び混声合唱団「七福神」とのコラボレーションライブ
出席者数・出席率は、男性603人・出席率52.6%(昨年554人・49.5%)、女性514人・出席率48.7%(昨年504人・51.2%)の計1,117人・出席率50.7%(昨年1,058人・50.3%)、市外からの出席者85人(昨年105人)、総計1,202人(昨年1,163人)でした。
式典のオープニングは、姉妹都市・長野県木島平村の和太鼓集団鬼島(きじま)太鼓。
例年は子どもたちのチームですが、今年は大人のチームでした。





来賓挨拶をする鮎川・市議会議長。

新成人代表・宮崎さんによる「はたちの主張」。

第二部アトラクション
担当課に確認したところ、大原櫻子さんとケラケラ以外は掲載OKとのことなので、写真を掲載します。
調布市紹介映像(市制施行60周年記念映像)が上映され、味の素スタジアム、多摩川、武者小路実篤記念館、深大寺、日活創立100周年記念手形モニュメントなどが紹介されました。




調布にゆかりのある著名人からのビデオメッセージ
FC東京の梶山選手と徳永選手。FC東京のホーム、味の素スタジアムは市内西町にあります。


リオデジャネイロオリンピック・シンクロナイズドスイミング・チーム演技銅メダル・小俣夏乃さん。所属しているアクラブ調布は国領町にあります。

リオデジャネイロオリンピック・卓球男子団体銀メダリスト・丹羽孝希選手。丹羽選手が所属する明治大学卓球部の合宿所は富士見町にあります。

女優で歌手の大原櫻子さん
大原さんは調布市出身です。
大原櫻子さん公式サイト
桐朋学園芸術短期大学有志「桜華乱舞」によるダンスステージ。



抽選会。
ミス調布がお手伝いしました。
景品は、FC東京開幕戦観戦チケット、アメリカンファミリー生命保険会社の非売品ダック人形、木島平村のアンテナショップ新鮮屋商品券・木島平村スキー場リフト券(20,000円相当)などでした。




第2部の最後は、3人組音楽ユニットケラケラのコンサート。
ボーカル担当のMEME(メメ)さんは、白菊幼稚園〜第一小学校〜調布中学校〜都立神代高校(調布市若葉町)と、生まれも育ちも生粋の“調布っ子”。
MEMEさんが調布中で吹奏楽部の部長を務めていたこともあって、昨年は調布中吹奏楽部(現役・OB・OG)とのコラボレーションが実現しました。
今年は第五中学校合唱部及び混声合唱団「七福神」とのコラボレーションライブです


フィナーレで挨拶をする実行委員会の皆さん。お疲れ様でした。

参加記念品は、実行委員会作成のオリジナル情報誌、エチケットセット、オリジナル図書カード(1,000円)、各種パンフレット(国民年金、献血、子宮頸がん検診、2020東京オリンピック・パラリンピック、木島平村)。


新成人の前途に幸あれ
成人式について
調布でも、かつては「荒れた成人式」でした。
平成6年のこと。ゲストの「細川ふみえ」さんのコンサートが始まった途端、最前列に座っていたバカ殿の格好をした新成人が突然壇上に上がり、細川さんに抱きついたため、1曲目が始まったばかりでコンサートが中止に。
前年の女の子3人組「みるく」のコンサート、翌年の三浦理恵子さんのコンサートでも同じことが起こったため、平成8年からはスポーツ選手や有名人などの講師を呼んでの講演形式となりました。
平成8年の成人式では、元プロ野球選手の小林繁さんの講演中、酔っぱらっている新成人がグリーンホール後方のドアを開けては「◯◯早く来い」「△△待ってるぞ」などと大声で叫んでいましたが、誰も注意をしません。そこで、私が出張って注意をしたところ・・180cm以上ある大男に首を絞められてしまいました。
それなりにいろいろなことがあったのです(詳しくは、2010.1.11ブログ)。
最近の成人式は、かつての「荒れ」はありませんが、式典の最中、おしゃべりをしている人が多いのです。
国歌斉唱の時、奇声を発している者もいます。
しかし、市長を含め市の関係者は誰も注意しません
平成22年と23年、私が市議会議長として挨拶した時、来賓の立場でしたが、主催者が何も言わないので新成人に苦言を呈しました。
「新成人の皆さん、皆さんは立派な二十歳の大人です。幼稚園生でも小学生でもありません。しばらくの間ですから、おしゃべりをしないで静かに聞いていてください。」(2010.1.11ブログ)
「皆さん、成人式は大人になったことをお祝いする式典です。小学校の入学式ではありません。少しの時間ですからおしゃべりをしないで聞いていてください」(2011.1.10ブログ)。


私は、市の行事の中でも、成人式は最も大切なものと考えています。
市が調布で生まれ育った若者とまとまって接触できる最後の機会だからです。
調布市紹介映像を上映するなど、工夫は見られますが、貴重なチャンスを生かして、伝えたいことをしっかりと伝えたり、もっと調布の特色を知ってもらったり、改善すべき点はまだまだあると思っています。
0suga-YouTube:「調布市成人式(2010)」
0suga-YouTube:「桐朋学園芸術短期大学ダンスパフォーマンスin調布市成人式(2010)」
対象者は、平成8年4月2日から平成9年4月1日までに生まれ、調布市の住民基本台帳に記載されている人です。
対象者数は、男性が1,145人(昨年1,120人)、女性が1,054人(昨年984人)の計2,199人(昨年2,104人)※平成28年12月31日現在。
かつて市内に居住していたなど、現在住民登録のない新成人も参加可能ですが、記念品はもらえません。
グリーンホール小ホールと調布駅南口広場では、市立中学校関係者(PTA・同窓会など)により「新成人を祝う会」が開かれ、学校毎のブースで新成人の中学生当時の写真や恩師からのメッセージなどが掲示されていました。
グリーンホール小ホールの様子
第三中学校
机上に「先生方からの門出の言葉」なる小冊子が置いてありました。中身を見ると・・先生から直筆のメッセージでした。普段、メールやLINEでやり取りをしている新成人には、手書きの文字は新鮮で心に伝わったのではないでしょうか

第四中学校
第五中学校
第六中学校
第七中学校
調布駅南口広場の様子。
私の母校・神代中学校、息子と娘の母校・調布中学校、第八中学校は、展示が終わり片付けていました

グリーンホールに向かいます。
「大人の階段」を上がって会場へ入ります。
14時 成人式が始まりました。
市と教育委員会の主催ですが、第2部のアトラクションは若者を中心とした成人式実行委員会が企画・運営しています。
プログラムは・・・
第1部:式典
①和太鼓演奏(姉妹都市木島平村「鬼島太鼓」) ②国歌斉唱 ③主催者挨拶(市長) ④来賓挨拶(市議会議長) ⑤来賓紹介 ⑥はたちの主張(新成人代表)
第2部:アトラクション
①調布市紹介映像(市制施行60周年記念映像) ②調布にゆかりのある著名人からのビデオメッセージ ③ダンスステージ(桐朋学園芸術短期大学有志) ④抽選会(ミス調布出演) ⑤ケラケラと第五中学校合唱部及び混声合唱団「七福神」とのコラボレーションライブ
出席者数・出席率は、男性603人・出席率52.6%(昨年554人・49.5%)、女性514人・出席率48.7%(昨年504人・51.2%)の計1,117人・出席率50.7%(昨年1,058人・50.3%)、市外からの出席者85人(昨年105人)、総計1,202人(昨年1,163人)でした。
式典のオープニングは、姉妹都市・長野県木島平村の和太鼓集団鬼島(きじま)太鼓。
例年は子どもたちのチームですが、今年は大人のチームでした。
来賓挨拶をする鮎川・市議会議長。
新成人代表・宮崎さんによる「はたちの主張」。
第二部アトラクション
担当課に確認したところ、大原櫻子さんとケラケラ以外は掲載OKとのことなので、写真を掲載します。
調布市紹介映像(市制施行60周年記念映像)が上映され、味の素スタジアム、多摩川、武者小路実篤記念館、深大寺、日活創立100周年記念手形モニュメントなどが紹介されました。
調布にゆかりのある著名人からのビデオメッセージ
FC東京の梶山選手と徳永選手。FC東京のホーム、味の素スタジアムは市内西町にあります。
リオデジャネイロオリンピック・シンクロナイズドスイミング・チーム演技銅メダル・小俣夏乃さん。所属しているアクラブ調布は国領町にあります。
リオデジャネイロオリンピック・卓球男子団体銀メダリスト・丹羽孝希選手。丹羽選手が所属する明治大学卓球部の合宿所は富士見町にあります。
女優で歌手の大原櫻子さん
大原さんは調布市出身です。

桐朋学園芸術短期大学有志「桜華乱舞」によるダンスステージ。
抽選会。
ミス調布がお手伝いしました。
景品は、FC東京開幕戦観戦チケット、アメリカンファミリー生命保険会社の非売品ダック人形、木島平村のアンテナショップ新鮮屋商品券・木島平村スキー場リフト券(20,000円相当)などでした。
第2部の最後は、3人組音楽ユニットケラケラのコンサート。
ボーカル担当のMEME(メメ)さんは、白菊幼稚園〜第一小学校〜調布中学校〜都立神代高校(調布市若葉町)と、生まれも育ちも生粋の“調布っ子”。
MEMEさんが調布中で吹奏楽部の部長を務めていたこともあって、昨年は調布中吹奏楽部(現役・OB・OG)とのコラボレーションが実現しました。
今年は第五中学校合唱部及び混声合唱団「七福神」とのコラボレーションライブです

フィナーレで挨拶をする実行委員会の皆さん。お疲れ様でした。
参加記念品は、実行委員会作成のオリジナル情報誌、エチケットセット、オリジナル図書カード(1,000円)、各種パンフレット(国民年金、献血、子宮頸がん検診、2020東京オリンピック・パラリンピック、木島平村)。
新成人の前途に幸あれ

成人式について
調布でも、かつては「荒れた成人式」でした。
平成6年のこと。ゲストの「細川ふみえ」さんのコンサートが始まった途端、最前列に座っていたバカ殿の格好をした新成人が突然壇上に上がり、細川さんに抱きついたため、1曲目が始まったばかりでコンサートが中止に。
前年の女の子3人組「みるく」のコンサート、翌年の三浦理恵子さんのコンサートでも同じことが起こったため、平成8年からはスポーツ選手や有名人などの講師を呼んでの講演形式となりました。
平成8年の成人式では、元プロ野球選手の小林繁さんの講演中、酔っぱらっている新成人がグリーンホール後方のドアを開けては「◯◯早く来い」「△△待ってるぞ」などと大声で叫んでいましたが、誰も注意をしません。そこで、私が出張って注意をしたところ・・180cm以上ある大男に首を絞められてしまいました。
それなりにいろいろなことがあったのです(詳しくは、2010.1.11ブログ)。
最近の成人式は、かつての「荒れ」はありませんが、式典の最中、おしゃべりをしている人が多いのです。
国歌斉唱の時、奇声を発している者もいます。
しかし、市長を含め市の関係者は誰も注意しません

平成22年と23年、私が市議会議長として挨拶した時、来賓の立場でしたが、主催者が何も言わないので新成人に苦言を呈しました。
「新成人の皆さん、皆さんは立派な二十歳の大人です。幼稚園生でも小学生でもありません。しばらくの間ですから、おしゃべりをしないで静かに聞いていてください。」(2010.1.11ブログ)
「皆さん、成人式は大人になったことをお祝いする式典です。小学校の入学式ではありません。少しの時間ですからおしゃべりをしないで聞いていてください」(2011.1.10ブログ)。


私は、市の行事の中でも、成人式は最も大切なものと考えています。
市が調布で生まれ育った若者とまとまって接触できる最後の機会だからです。
調布市紹介映像を上映するなど、工夫は見られますが、貴重なチャンスを生かして、伝えたいことをしっかりと伝えたり、もっと調布の特色を知ってもらったり、改善すべき点はまだまだあると思っています。
0suga-YouTube:「調布市成人式(2010)」
0suga-YouTube:「桐朋学園芸術短期大学ダンスパフォーマンスin調布市成人式(2010)」