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2009年10月17日

木島平村山村交流シンポジウム




13時 木島平村体育館で開かれた農山村交流全国フォーラムin木島平に参加。
この会議は木島平村が主催、調布市が共催です。鬼島太鼓の演奏に引き続き、第1部として、安田喜憲・国際日本文化研究センター教授が「稲作漁撈文明が地球と人類を救う」を演題に基調講演を行いました。

第2部パネルディスカッションは「『農村文明』創生への期待」をテーマに行われ、コーディネーターは経済ジャーナリストの財部誠一氏、パネリストは椎川忍・総務省地域力創造審議官、安田喜憲教授、宮口侗廸・早稲田大学教育総合科学学術院長、関清・群馬県川場村長、芳川修二・木島平村長と調布市から河野俊郎副市長(上写真右から3人目)でした。

このフォーラムでは、稲作を中心とした日本の農山村の持つ普遍的多様な価値と機能を高め昇華させる方向として初めて『農村文明』を位置づけました。長野の田舎生まれで調布育ちの私は、都市と農村は決して相対するものではなく、お互いに補完しあう関係であると思っています。ただ、高度成長時期において、都市が尊重され、農村が軽視されていたことは事実です。

今、あらためて山林漁村の価値と意義が見直されています。「これからの都市部と農村部のあり方の中で、調布と木島平が新たな農山村交流の先駆的な役割を果たせたら」と考えた一日でした。

動画レポート「農山村交流全国フォーラムin木島平」
  

  • Posted by 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) at 23:01Comments(0)木島平村